ライブアシストでは、誤嚥性肺炎を予防するために口腔ケアに力を入れています。そこで私たちは、黒岩恭子先生より、口腔〜咽頭までを範囲とした「黒岩メソッド」を教わり日々実践しています。
先生は、自分自身を仮の麻痺など拘束ある状態にしてみたり、オブラートで口腔咽頭をネバネバ (付着した痰のような)状態や乾燥状態にしてみたりと、利用者に敬意を払うことを念頭に徹底して 深く理解することから取り組んでこられました。今なおご自身の医院、在宅や病院や施設を回って他職種を巻き込みながら実践され進化され続けています。
「黒岩メソッド」は、息苦しい、飲めない、食べれない、喋れないを助けるために、身体調整と 様々なブラシを駆使して行う口腔咽頭ケアで、従来の口腔ケアに比べ格段の成果を上げられるよう になりました。
口(くち)呼吸によって口腔粘膜へ付着した痰などは、従来の“スポンジブラシや手指にガーゼを巻いた口腔清掃”、吸引で取り切れない痰も同様に完全に除去するまでに至りませんでした。
しかし黒岩先生による革命的な口腔咽頭ケアテクニックの開発により、呼吸の確保が可能となり、口腔 機能も向上するようになりました。加えて「黒岩メソッド口腔リハビリ」を行うことで、低下した 口腔機能へ刺激を与え、活性化を促しています。